西江辰郎(1)
2007-06-03


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皆様お久しぶりです!そしてはじめてのかたもこんにちは!
僕はいま新日本フィルハーモニー交響楽団というところでコンサートマスターをさせていただいています。

せんくら出演は今年で2回目。沢山の皆様に仙台に来ていただき、また仙台在住のかたがたも「せんくら」に足をお運びいただけることを心より願っています。というか、是非聴きにいらしてください!

もうすぐ昨年のせんくらブログを書いてから1年・・・はやいなあ
正直、去年何の曲を弾いて、どんなことを書いて、というのは見直さないと忘れてしまっているんです。

仙台はいまごろ第三回仙台国際音コンで盛り上がっているんだろうな。

最近の僕はといえば、今年に入って、ソロ活動をやや絞り、秋に備えています。先日はヴェルディの弦楽四重奏曲というのを演奏しました。まず自分からは率先してやることのない曲だなと僕は思います。だってやっていることの割りに報われないから。うーん難しい。ヴェルディのたくさんのオペラを知っていたら変わるかな、と色々参考にはしてみたものの、ごく一部、似たようなスケルツォを見つけられたり、イタリア風な旋律を見つけたり。あとはハイドンみたいでメンデルスゾーンとベートーヴェンが混ざったようなところとか。何しろこの曲はヴェルディがナポリで「ドン・カルロ」と「アイーダ」を公演するときに「アイーダ」の公演の際、ソプラノ歌手が急病で、公演延期になり、その1ヶ月ほどのあいだで集中して書いたらしい、とても弦楽四重奏っぽい弦楽四重奏曲なんです。恥ずかしながら、本番とメンバーと演奏曲目が決まるまで、僕自身存在を知らなかった曲。なぜって、この本番、1年分の曲目がはじめに決まっていて、メンバーはオーケストラの中の人ではあるけれど、誰になるか分からない、そして誰がどの曲に当たるかも分からないという、面白い企画なんです。 演奏し終わってうれしかったのは、あるお客さまが「いい曲ですね〜!!」といってくださったこと。演奏する側もまだまだ半信半疑で、自分を信じて弾くしかなかったものだから、「いい曲に聞こえたならよかったなと。」もう一度今月演奏するので、今一度練り直さないとです。

さて、今年のブログは何を書こうか迷っているうちにこんななってしまいました。(^0^;あらら・・・・
去年のはきっとまだ見れるんでしょうから、似たようなことを書いてもなー

どーしよー

昨年のブログはこちらから
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(1)せんくら ― 2006年07月09日
(2)坂野伊都子より他 ― 2006年07月10日
(3)イタリアにて(1) ― 2006年07月11日
(4)イタリアにて(2) ― 2006年07月12日
(5)スイスにて ― 2006年07月13日
(6)2006年07月14日
(7)仙台フィル&新日フィル ― 2006年07月15日

西江辰郎
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新日本フィルハーモニー交響楽団
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仙台フィルハーモニー管弦楽団
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