つのだたかし(7)「ブラボー考 その2」
2007-06-30


禺画像]
<つのだたかし&波田野睦美>


それでは私自身がブラボーをしないかと言うと、するのである。

どんな時かというと、
音楽のメッセージがこちら側にボールのように放り投げられる時がある。
飛んできたボールはちゃんと投げ返さねば。

クラシックではあまりないが、他のジャンル、ジャズやロック、民族音楽、歌舞伎など、音楽的な要求で、演奏の途中であっても自然発生的に聴衆側の反応が生まれる場合がある。

イェーイ! オレー! 成駒屋! 
花火がどーんとあがると 玉屋〜!なんてのもある。

これはクラシックの場合の
「この曲の終わりは私が一番よく知ってんだかんね」
という意味を含んだ知ったかぶり型のブラボーのありかたより
ずっと音楽的で健康的な気がする。

コメント(全1件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット