グリーン・ウッド・ハーモニー(4)
2007-08-01


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「コンクールとCD」 副委員長 戸松若菜

コンクールに向けての練習は、検討に検討を重ねて選んだ曲に時間をかけて取り組むことのできる楽しい時間です。(7月の定期演奏会後、8月下旬の県大会、9月下旬の東北大会、11月下旬の全国大会まで4カ月ですが、東北・全国大会は毎年違った県に行ける楽しさもあります。)
課題曲と自由曲で計12分ほど、定期演奏会で一度ステージにのせた曲が多いのですが、我らが今井先生は、曲を詳細に分析し、可能なアプローチを次々に試みます。
そのため、前回までの練習で要求されたことはことごとく否定され、歌い手である私たちは時折抗議の声を上げることになります。
そんなときでも先生はすまして「そんな昔のことは言わないで」という調子
コンクール1〜2週間前になると状況はさらに極端になり、どう歌っても「そんなに決まっていることのように歌わないで!」と言われるのです。
ちょっとは歌えるようになったなあ、と思っているのですから混乱をきたします。
常に変わり続け、一つのところに留まらない音楽、これで出来上がりということはなく、本番のステージまでどう変わるかわからないのです。今井先生の頭の中には音楽の景色が見えているのだと思いますが・・・
そんな葛藤(?)あるいは努力が報われた表彰式後、ご覧のように団員の表情は一年で一番輝いて見えます。
昨年末には、全国大会9回分の演奏のほか2005年に京都で開催された世界合唱シンポジウムで演奏された鈴木輝昭先生委嘱作品の「斉太郎節考」等、決して起用ではないGWHが一番時間をかけて作り上げた音楽が盛り沢山詰まったCD「Green Wood Harmony Selection Vol2」がBRAIN MUSIC社から発売されました。当日販売予定ですので、是非お聴きいただければと思います。

・・・GWHのステージまであと67日・・・・・・

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