禺画像]
Photo:Hiroshi Koiwai
昨日の続きです。今週のブログ執筆者お二人はネットの使い方も徹底している、という話ですが、今日は御喜美江篇。
御喜さんで特筆すべきは、オフィシャルブログ「道の途中で」
[URL] です。
これで何と言ってもすごいのは、ほぼすべてのコメントに御喜さんご自身が返事を書いていると言うこと。
いくら楽器がマイナーといっても、世界的プレイヤーで常勤のプロフェッサーでもある御喜さんが暇なはずはありません。それなのに、実に細かなコメントに、実に丁寧に細かく返事を書いているのです。
大体がアーティストでもスタッフでも我々の業界人でブログをやっている人間は、コメントは見ますが、返事はまず書きません。私なぞ、ブログは何らかの形で随分書いていますが、返事を書いたのはトータルで1度か2度あるかないか、くらいです。
ですから、御喜ブログは、写真も含めて本編は感覚的な詩みたいなものですが、(これも面白いですが)コメント及びその返事のやりとりは質量ともに読み応えがあります。
更に特にアーティストブログでは本音と建前の使い分けも難しいところですが、御喜さんの場合は天然自然なのか人徳なのか、よほどうまく取捨選択しているのか、ともかく台所にある連絡掲示板みたいな雰囲気が作られています。
ですから、せんくらで御喜さんの演奏に感銘を受けた方は、どうぞ御喜ブログにコメントをお書きください。ほぼ必ずご本人からのレスがもらえるでしょう。
と、全く対照的な吉松さんと御喜さんですが、それぞれアーティストサイト、ブログの代表例と言ってよいのではないでしょうか。
平井洋 せんくらプロデューサー
セコメントをする