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トーク重視のせんくらのなかでも、今年の立川志らくさんはユニークな位置づけだと思います。
昨年の林望さんは歌われますし、五嶋節さんはプレイこそしませんが、お子様お二人は隠れもない演奏家ですし、割と分かりやすい人選だったかと思います。
さて、志らくさんは何をやってくださるのでしょうか。
実はまだ分かりません。ご本人の気分が盛り上がったところで、直前にお決めいただければ良いと思っています。
志らくさんをお招きした理由は、「志らくさんは存在自体がアーティスティックである」ということにつきます。クラシック音楽との関わりで言えば落語家の方でもクラシック音楽好き、あるいはマニアは少人数ですがいらっしゃいます。志らくさんは、そういうわけではありません。
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彼がやっていること=落語、シネマ落語、芝居、演出、映画監督、ブログhttp://white.ap.teacup.com/shiraku/
彼が好きなこと=昭和歌謡(藤山一郎とか岡晴夫とか)、落合監督、俳句
彼の名前の由来=師匠の立川談志さんがフランスでまだパリ市長時代のジャック・シラク氏と会って「あれはなかなか立派な人間だ。大統領にもなるかもしれない。だからお前の芸名は<シラク=志らく>とせよ」とおっしゃった。
彼のご両親=お父上はクラシックのギタリスト。お母上は長唄の師匠。
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どうですか?アートの雰囲気が漂っていると思えませんか?
私は志らくさんの、どの活動を見てもアートそのものに思えるので、せんくらにはぴったりと思って「何をやってくださってもいいので、せんくらにでてください。」とお願いしました。もちろんせんくらの趣旨や概要はお話しました。
さて、その上で彼のような天才はどういうことをやってくれるのでしょうか?
この枠に限ってはそれが全く予想がつかないことが楽しみです。
2枠ありますが、決まりきったことを2度繰り返すはずもなく、単なる前半後半のはずもなく・・・・
「私が責任持つので、彼の才能に1000円払ってください。」といったところでしょうかね。
平井洋 せんくらプロデューサー
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