佐々木真史(1)
2007-08-05


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皆様今日は。仙台フィル首席ヴィオラ奏者の佐々木真史(ささきまさし)です。

今年のせんくらでは、仙台フィル、四季合奏団の他に、ヴィオラコーナーでも皆様とお会いできる事になりました。今からとても楽しみにしております。そこで、今日は、今回のプログラミングについて書いてみたいと思います。

ヴィオラは、元来独奏楽器というよりアンサンブル楽器の色合いが強いんですね。ですから今回はアンサンブルを中心にして、自分の大好きな作曲家の大好きな曲ばかりを集めました。独奏も一つはと考え、バッハの無伴奏組曲第二番からメヌエットを入れました。

ヴィオラのオリジナルの無伴奏曲もいろいろありますし、良い曲もたくさんあるのですが、かなりマイナーであることは否めないので、またの機会にお聴かせしたいと思います。

それにしてもバッハって懐の深い、巨大な作曲家だとつくづく思うのですが、バッハの作品を、バッハが考えたのでない、他の楽器で演奏しても、これが凄くいいんですね。

無伴奏チェロ組曲も、ヴィオラは勿論、コントラバスやサックス等々の様々な楽器で演奏されますが、どの楽器で聴いても、バッハの良さを損なわずに、違った魅力を持って聴けるんですね。本当に凄い作曲家です。

次回はコダーイについて書きたいと思っております。
お楽しみに。

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