雄倉恵子(6)「ドラマのピアノ名曲集後半」
2007-09-14


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ドビュッシー 喜びの島〜のだめカンタービレ
シューベルト ピアノソナタ第16番 第2楽章〜のだ
めカンタービレ
モーツァルト トルコ行進曲〜のだめカンタービレ

「喜びの島」はマラドーナ・ピアノ・コンクール第3次予選でのだめが演奏した曲です。確かに、装飾音やリズムの変化といった技巧を駆使して多彩な色を出すことが要求される曲で、コンクールの予選にはぴったりといえばピッタリな曲です。

次の「シューベルト ピアノソナタ第16番 第2楽章」こそは、のだめの大ヒットが無ければ、普通は全く知られていない曲で、のだめによって救い出された最たるもののような曲です。サン・マロのリサイタルでのだめさんはメインとしてこのソナタをお弾きになったそうで、ただでさえ、渋いシューベルトのピアノソナタの中でも最も渋い部類のこの曲が、よりによって「せんくら」で紹介されるのもおかしいです。

シューベルトといえば、偶然私がシューベルト記念館で自筆譜を見ている写真があったのを思い出したので、本日使わせていただきました。

で、フィナーレはトルコ行進曲。昨年ちょっと違った装飾音符のつけ方をしたりしてみましたので、今年はまたどう変えようか?と思ったり、「どなたも1年前のことは覚えておられないだろうから、そのままでいいか?」と思ったり、あれこれ思案中です。

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